材木すべてを建築主自らが集めた家

 建主のKさんは木の大好きな材木屋さんと意気投合して、材木屋さんの協力の下、競りに参加して材木のほとんどを丸太から買い求めました。 

 文字通り「初めに木があった」のです。設計の主眼はもちろん集めた木を構造、造作、建具すべてに生かすことでした。


竣工写真


工程

 柱は150㎜(隅柱210㎜角)角の木曽桧です。

 廻り階段のつく心柱は自然のままの丸太使いとしました。

 建前は心柱を立てるところから始まります。